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2017-10-01 00:34:00

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Twitterとminneでは既にお知らせしておりましたが、10月8日(日)より、全体的な価格の見直しをさせていただきます。

また、現在展開している商品や生地においても一部の販売を見直す予定です。


当日のアナウンスなどは特にいたしませんので、実際の改定金額についてはご自身でご確認くださいますよう、お願いいたします。

価格を改定するにあたって、価格設定は作家の自由なのだから、わざわざ告知する必要はないのでは?と云う意見もありましたが、私のブランドは生地だけでなく、口金や副資材、生地によっては糸の色や柄の配置などもお選びいただけるようになっています。

おそらく、どのお客様も私に連絡をくださる前に悩みます。そして、やり取りが始まってからも多くの方が悩まれます。1回のやり取りで終わる方は稀です。ほとんどのお客様と数日、フルオーダーの場合は数週間かけてやり取りをすることもあります。

そのことを踏まえると、たとえば本日からこっそり値上げを敢行したとして、この瞬間に購入を検討されて生地を選んでいた方が、昨日見た金額と今日見た金額が違っていたらとても悔しいでしょうし(実生活ではよくあることですが)、私がその立場だったら、たとえ金額で決めたわけではなかったとしても、ちょっぴり惜しい気持ちがするはずです。

また、お陰様で最近はリピーターのお客様も増え始め、そのお客様から見たら一目瞭然なのも理由です。

なので、きちんと事情も含めてお知らせすることに決めました。


以下は、改定に至った経緯です。

我ながら短編小説かと思うほど地味に長くなってしまったので、詳細は3ページに分割いたしました。

お時間とご興味のある方だけ、各リンクよりご覧くださいませ。



改定に至った原因は大きくわけて3つです。

1)杜撰な経営管理

2)資材の仕入れに伴うストレス

3)収入に合わない過剰なこだわり

以上の理由により、このままでは販売継続は不可能と判断し、すべての価格をイチから算出し直しました。

今までおざなりにしていた些細な支出(どんぶり勘定だった資材の送料や梱包費、接着剤や紙紐などの値段など)もすべて細かく計算しました。

私一人では、またその算出を間違える恐れがあったため、この方面に詳しい友人達に助言をもらいながら、すべての材料費を細かく計算し直しました。


結果、

驚愕しました。

穴があったらしばらく埋もれて出てきたくないくらいでした。破産するわけです。


幸い、多く取り過ぎているものはひとつもなかったので、それは良かったなと、それだけは救いです^^;

このたびは私の甘い考えのせいで一部のお客様には不快な印象を与えてしまったかもしれません。

また、商品によっては大幅な値上げになるものもあるかと思いますが、今後も販売を継続していくための最低限の金額です。

どうかご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。